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鯉の世界へようこそ

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 このサイトでは、日本の国魚であり、“泳ぐ宝石”とも言われる美しい錦鯉を、なるべく安く、手間を掛けずに楽しむ方法を紹介します。

《 ご 注 意 》

 このサイトでは、鯉を水槽で飼うことを実践した結果を紹介しています。
 「鯉を水槽で飼うなんてもってのほかだ!」とお考えの方は、「こいつとは好きな球団が違うんだ」程度に考えて、お引き取りください。






もくじ

★なぜ水槽で鯉を飼うの?
 既に水槽で鯉を飼うことを決めている方は、このページの内容は飛ばしてもらって構いません。

★うちの部屋の宝石
 ご参考までに、現在のうちの水槽を紹介します。

★緊急事態! 縁日で金魚を掬ってきたと思ったら鯉だった!!
 掬ってきた金魚にヒゲが生えていませんか? そんな時の対処法です。
(ボランティアが出店するような金魚すくいでは、下手に小赤を仕入れるより、養鯉場から稚鯉を数百匹単位で仕入れたほうが安くつくそうです)

★水槽で鯉を飼育するために揃えたい品々(概要篇)
★水槽で鯉を飼育するために揃えたい品々(実践篇)
 鯉はエサをたらふく食べ、ひたすら排便し、めきめき大きくなります。
 そんな鯉が生きていくための環境を、具体的に紹介します。

★水槽をセットしよう
 道具がそろったら、鯉の棲み家を作りましょう。

★鯉を買おう!
 ホームセンターで買うもよし、養鯉場で買うもよし。

★進水式
 水槽をセットし、鯉を放しましょう。

★鯉との接し方(と、日常的なメンテナンス)
 ここでは、普段の鯉と水槽のケアについて紹介します。
 鯉を癒すことで、こちらも癒されます。

★たまには大掃除
 人間の部屋と同じで、たまには大掃除することも必要です。






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空冷式144連装LED照明、稼働中

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 以前のLEDテープがかなり余ったまま物置の肥やしになっていたので、LED照明4号機(144連装)を作りました。
 正月休みの話なので、4か月も前の話になります。


≪関連項目≫
男のロマン? 1980円+αからはじめる水槽用LED照明
 LEDテープを使って1号機(90連装)・2号機(植物用78連装)を作りました。
底面排水サテライトの経過 アベさんも!
 サテライト用に、3号機こと超小型LED照明を作りました。
空冷式144連装LED照明、稼働中←今ここ
 冷却ファン付きのLED照明を作りました。


 ベースになっているのは、100均の揚げ物用トレーです。
 底面だけでなく、側面にもLEDテープを2本貼っています。あまり光量に寄与していない気がしないでもないのですが、余った材料を使い尽くすというコンセプトのもと、貼ってみました。LEDテープの照射範囲が120度なので、それなりに役に立っているはずです。

 これだけ密集させると、手で触ることができない程度に熱くなるので、今回は思い切って空冷式にしてみました。

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 100均の網かごに、余っているパソコン用のファン(これもLEDテープと同じく、電圧12Vで動作します)を2つ固定し、

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 LED照明の上にポン乗せします。
 これで室温まで冷えてくれます。
 今回はパソコン用のファンが余っていたので贅沢に2連装していますが、市販の卓上扇風機(USB扇風機など)の風を斜めに当てれば、それなりに冷えてくれるんじゃないかと思います。

 今回のLED照明は、このままでは水槽に乗らないので、水槽の上に100均のラティス(金網)をつり下げ、その上に載せています。

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 ラティスをつり下げるために、これまた100均の園芸用品に2本ついてきたチェーンを真ん中でぶった切り、4本のチェーンにしてラティスの四隅をつり上げる形にしています(つまり4本で100円です)

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 あまり参考になりませんが、水槽の中はこんな感じです。
 平成26年(2014年)3月に飼い始めたグッピーで、それから爆殖したり減ったりを繰り返しつつ最後に買い足したのが平成28年(2016年)4月なので、そろそろ新しい血を入れた方がいい気がします。

 なお、冬場で水が温かかったうえに、LED照明を冷却するファンの風が水面まで届くため、水がなかなかの勢いで減ります。

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 1日目に青いテープの上まで水があったのが、

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 19日で水位が12cm程度下がっています。
 1cmにつき1.6リットルくらいだと思いますので、1.6リットル×12cm=19リットル、つまり1日1リットルの勢いで水が蒸発したようです。

 今回のLED照明は、光量が多いだけでなく、一点集中型でもあるので、ある程度の水草なら育つかもしれません。
 実は、あまりに光が強すぎて数日で水槽のガラス面のLED光が当たる場所だけがくっきりと緑一色に苔むしてしまったため、イシマキガイを入れてお掃除してもらっています。
 しばらくご無沙汰の、マツモあたりを入れてみようかな・・・と思っています。

 本筋と全然関係ないのですが、照明を設置する際に上部フィルターの上に照明を置いてみたら・・・

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 中に何かいる・・・!


電源が入らなくなったシェーバーを修理

13年ほど前に、ブラウンのシェーバー7510を購入しました。
それまでは、パナソニックの7000円くらいのシェーバーを毎日酷使していて、職場で「毎日使うなら自動洗浄機能つきがいいよ。ブラウンとか」と勧められたのです。


型番は7510ですが、機能は以下のとおり

・3枚刃
・自動洗浄つき
・前後可動ヘッド+サスペンション
・非防水(今では「防水だが風呂剃り不可」というラインナップがありますが、当時は防水そのものが少なかったはず)

だったので、今でいう Series 5相当なのだと思います。




これを毎日使って13年になりますが、洗浄は毎日自動でしてくれますし、電池も出張などで1週間充電しなくても充分に使えています。
繰り返しますが、13年ものです。
ドイツ恐るべし。

・・・などと感謝しつつ使っていたら、ある日突然、電源が入らなくなりました。

10年以上使ったので減価償却はとっくの昔に済んでおり、ここはせっかくなのでリニアモーターで深剃りできて肌に優しい憧れのラムダッシュの、できれば5枚刃を買おうと思いました。

が。

自動洗浄つきの3枚刃の価格が

5枚刃だと

いいものだと分かっていても、ちょっと私の財布には厳しいなー、いちおうランニングコストも確認するかなー、と替刃を見ると・・・

ブラウンの前に使っていたパナのシェーバーが毎年買える計算になります。
(髭が濃いので、替刃がメーカー推奨交換間隔まで持たないのです)

途方に暮れて、電源が入らなくなったブラウンのシェーバーを洗浄機に戻すと。

なんと、何事もなかったかのように自動洗浄が始まってヘッドが動き始めたではありませんか。

機械的には、まだ生きている!!

とりあえず分解すると・・・

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スライドスイッチに使われていた小さなプラ製の部品が疲労で壊れてしまったのが、電源が入らなくなった原因のようです。

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そこで、本体の横を無理やりくり抜き、手持ちのスライドスイッチ(ダイソーで買った夜間照明をバラした余り)を付けて接点を短絡してみました。

カバーを戻すとこんな感じです。

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見てくれはちょーっとアレですが、このスライドスイッチをONにすると今まで通りきちんと動きました!!
洗浄機にセットすると、もちろん今まで通り自動洗浄と充電もきちんとできます。
実用上は特に支障ありません。

・・・というのが実は2年前の話で、このシェーバーは今でも元気に動いています。
本体も凄いですが、内蔵のニッケル水素電池こそアタリだったのかもしれません。

さすがに電池が弱ったら買い替え時かもしれませんね。
充電中に火を噴いたらシャレにならないので。


theme : AV機器・家電製品
genre : ライフ

古い望遠鏡を再生してコンデジで月の写真を撮ってみた

うちには、30年ほど前のハレー彗星最接近の際に買った天体望遠鏡があります。
接眼レンズを落として割ってしまったまま眠りについていたのですが、このたびレンズを復活させて月の写真を撮ってみました。

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スーパームーンの少し前に撮った写真です。
スーパームーンの当日は曇り空で月を拝めませんでしたが、少し欠けているほうが月の表面のデコボコが立体的に見え「ふだんはお盆のように平べったい月にだって、山脈も、谷底も、あるんだよ」と実感できるのでお勧めです。

星空などの天体写真を撮る際には、一般的には一眼レフカメラを望遠鏡に接続して使うと思うのですが、あいにくうちには一般的なコンパクトデジカメしかないので、今回はコンデジを留め具で望遠鏡に固定する(コリメート撮影:Wikipedia)という簡単な方法で撮影しています。

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コリメート撮影のいい点

安い
 望遠鏡とデジカメがあれば留め具を買うだけで済みます。

望遠鏡で見えるそのままを撮影できる
 望遠鏡の拡大倍率をそのまま生かせます。
 さらにカメラの光学ズーム機能を使って拡大することも可能・・・ですが、観測対象が月の場合は既にでかすぎてデジカメの光学ズームの出番がないという・・・。

とにかく安い

・カメラの液晶画面を通すことで、一度に複数人で望遠鏡を覗くことができる

ひたすら安い

一方、ちょっと困る点は

望遠鏡とカメラの位置合わせが非常に難しい
 人間が望遠鏡を覗く目の位置ちょうどにカメラのレンズを固定しなければならないのですが、これがなかなかシビアです。位置だけでなく角度も合わせる必要があります。

位置合わせは何度もやり直しが必要
 せっかく固定しても、留め具が充電やSDカードの抜き差しの邪魔になる場合はカメラを外すことになるので、その度にやり直しが必要です。

カメラ側の三脚用のネジ穴の位置によっては、利用できない
 うちには古いコンデジ(ネジ穴が真ん中にある)と新しいコンデジ(ネジ穴が端に寄っている)があるのですが、新しいコンデジはどうやっても位置を合わせることができませんでした。

シャッターボタンを押すと望遠鏡が揺れる
 セルフタイマー機能でシャッターを押してから10秒後に写真が撮れるようにすれば回避できます(5秒だとまだ揺れが続きます)。シャッターボタンを押した際に望遠鏡の向きがわずかに動いてしまった結果、高倍率だと撮りたいものが視界から出てしまうことも・・・。

先ほど「簡単な方法で撮影」と書きましたが、簡単なのは仕組みだけで、使うのはかなり面倒くさいシロモノでもあります。
とはいえ、天体写真への敷居をぐっと下げてくれるのは確かですし、今回入手した留め具にはスマホを固定できる器具もついてきたので(100均でも入手できます)、大画面でいいカメラを積んだスマホが余っていれば、写真を撮るよりもライブビューイング的な使い方に割り切るのもいいでしょう。

さて、ここからは大いなる余談です。

最初に接眼レンズを復活させたと書きましたが、このたび接眼レンズを買おうとしたら、いつの間にか世間の接眼レンズのサイズが変わっていて正規品が売っていない! という羽目に遭ってしまいました。

ちょっと前に三菱自動車のコマーシャルで反射望遠鏡をさかさまに覗いていたことが話題になったりしているので、あらためて天体望遠鏡の使い方をまとめてみました。

基本的に10歳の頃の知識で書いていますが、間違ったことは書かないよう確認しているつもりです。


★天体望遠鏡の使い方

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望遠鏡を見たいものに向け、後ろから覗きます。

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反射望遠鏡の場合は、横から覗きます。

とはいえ、天体望遠鏡はカメラや双眼鏡と違って調節がシビアなため、いきなり見たいものを狙うのは難しいものです。
そこで、まずファインダーを使っておおよその方向を合わせます。

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※はじめて使う望遠鏡の場合は、事前に昼間になるべく遠い地上の目印(交通標識でも携帯電話のアンテナでも政党のポスターでも何でもいいです)を使って、望遠鏡本体とファインダーの向きが合うよう調整しておきます。

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ファインダーにはレチクル(十字)が表示されるので、レチクルの中心に目標を合わせます。

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望遠鏡にはオートフォーカス機能はないので、手動でピントを合わせます。

ところで、夜空を見るためには、時には望遠鏡を限りなく真上に向ける必要があります。

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後ろから覗くタイプの場合、これだと覗きにくいです。
そこで、プリズムを足すことで光を90°曲げ、覗きやすくします。

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一般的なプリズムは本当にプリズム(ガラスの塊)を使っていますが、激安望遠鏡の場合は、単に鏡が入っているだけのこともあります。


★拡大の仕方

ここでちょっと理科の授業を思い出して欲しいのですが、星に向ける側を対物レンズ、覗く側を接眼レンズと呼びます。

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望遠鏡によっては、接眼レンズが複数ついてくる場合があり、これを替えることでさらに大きく見ることができます。

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望遠鏡を購入すると、倍率の違う接眼レンズが何本か付属してきます。
接眼レンズには、mmの表記があります。
このmm数が小さいほど倍率が高くなります。
なお、数字と一緒に書かれている「PL」とか「H.M.」というのはレンズの仕組みを表します。

「mmじゃ分かりにくい。何倍になるか書いてくれればいいのに」と思ってしまいますが、これには訳があります。
接眼レンズの倍率は、対物レンズによって(つまり望遠鏡によって)変わるのです。

具体的には、対物レンズの焦点距離(虫眼鏡で太陽の光を集めて黒い紙を燃やすときのあれです)を接眼レンズの焦点距離(接眼レンズに書かれているmm数も焦点距離なのです)で割った数が倍率になります。
例えば、同じ焦点距離20mmの接眼レンズを使っても、焦点距離が500mmの対物レンズの場合は

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倍率25倍になります。

ところが、焦点距離が1000mmの対物レンズの場合は

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倍率50倍になります。
同じ接眼レンズを使っても、倍率が2倍も違うことになります。
接眼レンズは望遠鏡を替えても使えるので、接眼レンズに倍率を書いてもあまり意味がないのです。

「じゃあ、全長が長い望遠鏡を買ったほうがいいのね!」ということになりますが、世の中には見かけより焦点距離が長い望遠鏡もありますので、注意が必要です。

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接眼レンズには、焦点距離が可変なズームレンズもあります。

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焦点距離を変えるたびにピントの調整が必要ですが、接眼レンズを付け替えるより楽です。

そもそも倍率とはなんぞやといいますと、目標との距離をどれだけ縮めてくれるかを表す数値です。

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たとえば月は38万km離れていますが、100倍の望遠鏡で見ると月が3800kmまで近づいた大きさで見えることになります。
実際に月をその大きさで見ようと思ったら、ロケットで月に近づくか、月にこっちに来てもらうかということになります。
天体望遠鏡はテレポーテーションの道具と言えるかもしれません。


★望遠鏡のスペック

先ほど、接眼レンズを替えれば倍率が上げられるという話をしました。
「じゃあ、焦点距離の短い接眼レンズを買えばいくらでも大きく見えるじゃん!」
ということになりますが、それにも限界があります。
新聞に載っている小さな写真をいくら拡大コピーしようと、きれいに見えるわけではないのと同じです。

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望遠鏡のスペックは、対物レンズの大きさで決まります。

快適に見られる倍率:おおよそ対物レンズの大きさ(mm)と同じ

限界の倍率:おおよそ上記の2倍まで

と言われています。

口径が8cm(=80mm)の望遠鏡の場合、快適に見られる倍率が80倍、限界が160倍ということになります。

なぜそんなに対物レンズの大きさが重要なのかといいますと、レンズが大きければ大きいほど、遠くの弱い光を集める能力が高くなるからです。

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たとえば直径6cmの対物レンズと直径8cmの対物レンズを比べると、円の面積はπr2なので

・直径6cmの対物レンズの面積は28.26cm2

・直径8cmの対物レンズの面積は50.24cm2

たった2cmしか違わないのに、性能は2倍近く向上するわけです。
すなわち、望遠鏡のスペックで重要な「集光力」や「分解能」がこれで決まります。

望遠鏡そのものの値段も、対物レンズに比例します。

口径5cm


口径6cm


口径7cm


口径8cm


対物レンズはこれほどまで重要なので、天体望遠鏡の世界では「対物レンズ」と言わずに「主鏡」と呼ぶ場合が多いです。
日本のメーカーの主鏡はセンチ単位で作られている場合が多いですが、アメリカ製の望遠鏡はインチ単位で作られているため、大きなものになると

20.3cm(8インチ)とか、

35.6cm(14インチ)とか、

40.6cm(16インチ)など、

ある特定の趣味を持った人にはなじみのあるサイズのものになります。
天体写真の撮影という観点における30年前と今との大きな違いは、デジタル技術が一般人にも手の届く所まで近づいた結果、

カメラが現像するまで何が撮れたかわからないフィルムカメラから、その場で撮影結果を確認できる高性能なデジタルカメラになった

パソコンと専用ソフトの使用による画像処理により、写真の重ね合わせができるようになり、長時間露光の必要が薄れた

などの要因で、望遠鏡本来の性能を超えた写真が撮れるようになった点にあると思います。
しかし、写真を通さず肉眼で星を見る限りは、望遠鏡は今も昔も大艦巨砲主義の世界です。


望遠鏡をステップアップする際には、本体や三脚等一式をまるごと購入する以外に、本体(鏡筒)のみを購入して三脚や接眼レンズを使いまわすことができる場合があります。

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10.5cm望遠鏡(鏡筒のみ)

20cm望遠鏡(鏡筒のみ)

26cm望遠鏡(鏡筒のみ)

さて、「ハレー彗星の頃に買った望遠鏡が家にあるが接眼レンズを落として割ってしまったまま置きっぱなし。久しぶりに使ってみようと思ったら合う寸法の接眼レンズが売ってない!」という、うちのようなパターンの場合、望遠鏡のアダプタ部を交換することで現行のサイズ(アメリカンサイズ)に対応できる場合があります。

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ただし、プリズムやサングラス、ムーングラスなど、接眼レンズの大きさに依存するパーツは総交換(買い直し)が必要となります。
それでもちょくちょく取り掛かる方がいらっしゃるようで、定期的にヤフオクを巡回していると、以前のサイズ(ツァイスサイズ)の接眼レンズが出品されています。

うちの場合は、プリズムはヤフオクで、接眼レンズは8-24mm対応のズームアイピース(主鏡の焦点距離が910mmなので倍率38倍~114倍に相当)を購入し、本来の価格との差額でコンデジを望遠鏡に接続する留め具を買いました。

もしご自宅に望遠鏡が眠っているのなら、たまにはスカイウォーキングをしてみると、憂き世のよしなしごとから離れることができるかもしれません。

・・・などと書いていながら心苦しいのですが、ここ数ヶ月は家庭用サイズの天体望遠鏡で見ることができる惑星がない状態が続くようです。

国立天文台「今日のほしぞら」
http://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/skymap.cgi

火星は宵の明星を追いかけて早めに沈んでしまい、木星が昇るのは真夜中です。
一般の方に見せて喜ばれる土星に至っては、太陽と一緒に昇って太陽と一緒に沈むため、見ることができないシーズンが続きます。

とはいえ、冬の星空は澄んでいて美しく見えるので、惑星以外にも見て楽しめる天体がいろいろとあります。
そんな時は、望遠鏡をあえて最低倍率に落として、星団の輝きを追いかけるのもいいでしょう。


theme : 天体写真
genre : 写真

小型サイクロン掃除機を自作する!

 自作ルンバ!? 夏休みの工作にロボット掃除機(仮)で作ったロボット掃除機(仮)に搭載する前提で、掃除機を自作してみました。


≪関連項目≫
自作ルンバ!? 夏休みの工作にロボット掃除機(仮)
激安ロボット掃除機macaronで猫の毛対策!
小型サイクロン掃除機を自作する!←今ここ
ルンバを超えろ! 自作サイクロン・ロボット掃除機(近日公開?)


 掃除機の自作といえば、夏休みの工作用にペットボトル掃除機製作キットが市販されています。


(「サイクロンクリーナー」と銘打っていますが、私の知っているサイクロン掃除機と違う気が・・・)

 今回はせっかくの自作なので、最終的にはサイクロン掃除機を目指したいと思います。
 夏休みの工作で作れば、よその子のお父さんを一歩リードできるかもしれません。

 そのための取っ掛かりとして、まず普通の掃除機を製作します。

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★吸引ユニットの製作



 この二つを組み合わせたら何とかなりそうなのですが、ファンが微妙に高いので、インペラーを自作することにしました。
 インペラーは、アクアリウムでも水ポンプとして大活躍しています。
 なんでただの板が回転するだけで水をくみ上げるのか不思議ですが、その原理は、

  • 羽根を高速回転させて流体(空気や水)を振り回す

  • 遠心力で流体がインペラーの外に飛び出す

  • 飛び出した流体の分だけ、よそから流体が吸い寄せられる

 というものだそうです。

 普通は家庭にインペラー用の材料が余ってるなんてことはない思いますが、たまたま、拾ってきた子猫用に買ってきたダニ忌避剤のケースがそれっぽい形をしているので、使わせてもらいました。



 写真をアップロードしてから気づいたんですが、インペラーというよりはシロッコファンですね・・・。

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 モーターとの固定には、ロボット掃除機(仮)を作る際に購入したものの結局使わずじまいだったプーリー(L)セットの一番小さなプーリーを使用しました。

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 プーリーユニットセットを買えば、モーターも手に入ります。



 今回使用したモーターは、ホムセンで売っていたオーム電機の製品です。



 モーターは様々な回転数のものがありますので、入手したモーターで吸引力不足を感じた場合は、より高回転なモーターに換えるという手もあります(高電圧を要求するモーターもありますので、適正電圧に注意が必要です)。

 続いて、円形タッパー(100均3個入り)を加工し、吸引ユニットの外装を作ります。

CIMG8894-1.jpg

 中央にモーターの軸を通すための穴と、周辺にモーターを固定するための穴を開けます。

CIMG8895-1.jpg

 固定には結束バンドを使用しました。
 適合するビスがあれば、モーターの軸の両側にある穴を使って固定することもできます。

CIMG8896-1.jpg

 容器側には、空気の吸込口吐出口を開けます。

CIMG8899-1.jpg

 これらを組み合わせると、吸引ユニットが完成します。
 流体力学的にもっと最適な作り方があるのかもしれませんが、よくわからないまま作っています。

CIMG8900-1.jpg

 ここで動作確認を行ないます。
 モーターを回し、インペラーが容器と接触しないか、回転によるぶれが生じないかなどをチェックします。
 ここまで組み立てずに、インペラーとモーターだけでテストすべきかもしれませんが、インペラーを自作した場合は高速回転した羽根が吹っ飛ぶと危険なので、この状態でテストしたほうがいいでしょう。

★ごみ溜めユニット

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 500mlのペットボトル・排水口ネット・小さな円形タッパー(100均3個入り)を組み合わせ、ごみ溜めユニットを作ります。
 排水口ネットにはごみが溜まるので、材料には、開閉しやすく、かつぴったりと締まる組み合わせが必要です。

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 タッパーの底に、吸引ユニットと同じ大きさ(大きくてもいいです)の穴を開けます。

CIMG8903-1.jpg

 3つとも重ねると、あら、いい感じ。
 ただし、このままでは排気でほこりをまき散らす機械になってしまうので・・・

CIMG8904-1.jpg

 不織布を・・・

CIMG8905-1.jpg

 挟み込みます。
 はみ出た不織布は、定規か何かで隙間に押し込めば、密閉性の向上にもなります。
 ここで、インペラーの吸引力が弱い場合は、不織布の使用をあきらめる必要も出てきます。実用性は限りなくゼロになりますが・・・。

CIMG8906-1.jpg

 ペットボトルの先につけるとジョウロになるノズル(100均2個入り・「ハスの実」とか「ハスぐち」と呼ばれます)を・・・

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 分解します。

 吸引ユニットとごみ溜めユニット、ハスの実を、適当に一体化させます。
 ついでに電池(4本入りの電池ボックスに単3乾電池を2本セットしています)もつけると・・・

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 最小限の掃除機ができました。

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 実験用に、こんなこともあろうかと取っておいた猫の毛を用意しました。
 ここで「頑張ってちょっとずつ吸ってます」って書こうと思ったら・・・

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 一瞬で吸いこんじゃった!!
 アース製薬恐るべし。

 実は、ダニ忌避剤のケースを試す前に、インペラーを自作していました。
CIMG8888-1.jpg

 しかし、この段階であまりにも吸引力が弱いことがわかり、サイクロン化どころか不織布を挟むことすらできそうになかったのであきらめました。
 たしかに、先に挙げたペットボトル掃除機製作キットのレビューを見ても、吸引力はお察しください的なことが書いてあります。

 今回は、せっかく吸引力のある掃除機ができた(これでも夏休みの工作には充分だと思います!)ので、このままサイクロン掃除機にしてしまいましょう。

cyclone2.jpg

★サイクロンユニットの製作

 サイクロン機能は、(ダイソンが散々コマーシャルしているとおり)ごみと空気を遠心力で分離する機能です。
 大きめのごみと粉塵が大量に発生する木材加工所などでは掃除機がすぐ目詰まりするため、外付けのサイクロンユニットが多用されているようです。
 今回の掃除機の要求仕様は「ほこりと猫の毛が吸えればいい」なので、サイクロン化するメリットがあるのかどうかわかりませんが、せっかくなのでやってみました。

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 100均で売っていた、容量600mlの容器をサイクロンユニットに使用します。
 様々なサイズがあるので、吸引ユニットの小型化さえできれば、この容器にすべての機能をまとめてスタイリッシュな見た目にすることもできるかもしれません。

CIMG8913-1.jpg

 容器のフタに2つの穴を開けます。
 中央の穴が掃除機側、右の穴(写真ではもうノズルがついていますが)がノズル側になります。

CIMG8914-1.jpg

 ノズル側、すなわち空気が入ってくる側は、気流を回転させるために横を向けます。
 重いごみ(猫の毛?)は吸われた勢いでぐるぐる回りながら、遠心力で容器に沿って下に落ちていきます。
 軽いごみ(ほこり?)は空気と一緒に容器を出て行き、ごみ溜めユニットへ向かいます。

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 先ほどの最小限の掃除機と接続します。
 見かけはなんともアレですが、これでも立派なサイクロン掃除機(なはず)です。

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 先ほどの猫の毛をごみ取りユニットから取り出し、吸わせてみました。
 サイクロンユニットが増えた分、吸引力が弱くなっているはずですが・・・

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 いちおう回ってます。

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 電源を切るとこんな感じです。
 回転したせいでまるまっています。

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 電源を切った後で撮った、ごみ溜めユニットの状況です。
 さすがにすべてのごみをサイクロンユニットでブロックすることはできませんでしたが、サイクロンユニットに溜まっているごみの分だけ、ごみ溜めユニットの詰まりが遠のいたといえます。

 吸引力のわからない、ただ一つの掃除機。

 自作サイクロン掃除機の完成です。

 材料費(製造費)は

品目金額
モーター198円
電池ボックス0円
プーリー(L)セット454円(買い置き)
円形タッパー大108円
排水口ネット108円
円形タッパー小0円
じょうろノズル108円
600mlボトル108円
1,084円

 となります。
 電池ボックスは、将来的にロボット掃除機(仮)から給電するつもりなので買っていません。
 プーリー(L)はロボット掃除機(仮)で使わなかった余りを強引に使っただけなので、なければないで何とかなりそうな気もします。

 次回は、いよいよこの掃除機ユニットをロボット掃除機に搭載します。
 ほんとに搭載できるのかな?
 できたらいいな・・・。


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