空母じゃないよ! ひゅうが初乗艦

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やっとこさ、ひゅうがに乗れる日がやってきました。
定係港である舞鶴には、今まで何度か訪れていましたが、その度にひゅうがはいなかったり外から見てるだけだったりしたので、ようやくこの日が来たか、という感じです。

全長197mと、でかすぎて全体がカメラに収まらないので、全体の写真はありません。

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なので、ボートでご勘弁を。


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まずは艦内にお邪魔します。
布状の電光板で歓迎されました。
ひゅうがの装備なのかリース品なのかはわかりませんが、イベントで便利そうです。

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ひろーい格納庫。

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甲板に通じる巨大エレベータ。2基あります。

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では、昇ってみましょう。

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広 い 。

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エレベータの部分を囲むようにポールがあるのですが、これは自動で伸びたり引っ込んだりします。
エレベータと連動しているのか、オペレータが操作しているのかは分かりません。

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甲板からエレベータの吹き抜けを覗くと、かなり怖いです。
では、甲板を回ってみましょう。

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アイランド。
とにかく甲板がでかいので、小さく見えてしまいますが・・・

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そんなに小さいものじゃありません。

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信号旗は上から順に「W・E・L・C・O・M・E」と掲げられています。

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舳先に翻る日の丸と、ミサイル迎撃用のファランクスCIWS。
前に望むのは、補給艦ましゅうです。

風聞では
「ほら! ここにCIWSがあるでしょ! 飛行機は飛ぼうと思っても邪魔になって飛べないでしょ! だからこの艦は空母じゃないよ!」
という言い訳のためにここに設置されているとかいないとか。

CIWSの機動力を示す展示が行われました。

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右向け、右!

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なおれ!

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左向け、左!

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下向け、下!

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大きく上を向いて、

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回れ右!

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最後はギャラリーに向けておじき。
上下左右に割と激しく動かしていたので、壊れやしないかと心配になりました。

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甲板には消防車が留まっていました。

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実際に放水の様子を見ることができました。
が。

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暑い日の中、海風のおかげでギャラリー全員いい涼を得ることができました。
なお、放水したのは真水だとのことです。

消防車のほかにクレーン車も載っていました。
他の護衛艦の甲板は、坂の部分だけ側溝の蓋みたいな出っ張りがつけてあっただけのように思うので、甲板をタイヤで走ると滑るんじゃないかと心配してしまいますが・・・

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ひゅうがの甲板はこんな感じで、ザラザラしています。
多少傾斜したくらいでは、甲板のヘリコプターが海にじゃぽんじゃぽん、ということにはならなさそうです(し、フック用の穴がいたるところに用意してあります)。

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艦尾には海上自衛隊旗。
奥に望むはふゆづきです。

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よく見ると、VLS(垂直型ミサイル発射機)があります。
後継のいずも型は、ひゅうがよりさらに50m長いですが、武装の簡略化にともない、VLSなどの強力な武装は省略されています。他の艦に護衛されることが前提となっているためです。
ひゅうが型は、運用できるヘリコプターの数こそ後継のいずも型に譲りますが、単独でもある程度の戦闘能力を確保しています。

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ひゅうがの左前方にヘリコプターがホバリング。

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人命救助の実演でした。

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あざやかに去ってゆきました。



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海上自衛隊舞鶴基地 イージス艦みょうこう・護衛艦まつゆき・プチイージス!?ふゆづき一般展示 あたごもあるよ!

 舞鶴基地(昔でいうところの舞鎮)に行ってきました。
 今回の日記は、

イージス艦・みょうこう(おまけ:あたご)
古強者護衛艦・まつゆき
新型プチ・イージス護衛艦!? ふゆづき

 の3本です。

こんごう型イージス護衛艦 DDG-175 みょうこう

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 平成8(1996)年に就役した、こんごう型護衛艦の3番艦です。

 こんごう型護衛艦は、海上自衛隊初のイージス艦であり、アメリカ海軍以外が保有することになった初のイージス艦でもあります。
 全長は161mで、後継のあたご型イージス護衛艦が就役するまでは、最大の護衛艦でした(とはいえその差はわずか数mです)。
 こんごう型は、改修により、弾道ミサイル迎撃機能を持っていますが、その中でもみょうこうは、弾道ミサイル迎撃試験において、ミサイルの捕捉・追尾・迎撃に成功しています。
 また、北朝鮮が平成10(1998)年に発射したテポドン1号の探知・追尾にも成功しています。

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 こんごう型の建造中に、その形状が旧海軍の重巡洋艦「高雄」を連想させたことから、イギリスのジェーン海軍年鑑にて「日本が高雄型を建造中」と記載されたとのことです。
 アニメ「ジパング」でも、当時の軍人が、イージス艦を見て「高雄型に似てるが・・・」というシーンがあります。
 
 後継のあたご型との主な違いは、

弾道ミサイル迎撃機能:こんごう型○/あたご型×(後日搭載予定)
主砲の形状:こんごう型 曲線的/あたご型 平面的(ステルス化)
マストの形状:こんごう型 トラス状/あたご型 平面的(ステルス化)
・ヘリコプター格納庫:こんごう型×(着艦スペースのみあり)/あたご型○
全長:こんごう型 161m/あたご型 165m


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 これまた黒鉄の城。

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 後ろから見ても、SPY-1レーダーが睨みを利かせているのがわかります。

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 主砲とファランクスの操法展示が行われました。

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 最近のファランクスは、横に赤外線カメラをつけて性能を向上しているそうです。

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 弾込めの不要なVLSが、前甲板・後甲板の両方に配置されています。

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 後甲板から見た艦橋構造物。
 後ろにも先ほどのファランクスが設置されています。
 また、上に載っている2つのお椀は、発射したミサイルを誘導するためのアンテナです。
 これが2つであることから、かつては同時に2発のミサイルしか誘導できませんでしたが、現在では誘導するミサイルを次々に切り替えることにより、同時に2発までの制限がなくなっているとのことです。

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 大事な浮き輪です。

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 一般公開はされていませんでしたが、対岸にあたごが係留されていました。
 主砲やマストの写真を見比べると、こんごう型とあたご型の違いがよくわかります。

・主砲
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 みょうこうは曲面で構成されています。

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 あたごは平面で構成されています(下は以前の日記「海上自衛隊舞鶴地方隊サマーフェスタ2012」の写真です)。

・マスト
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 みょうこうはトラス状です。

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 あたごは平面で構成されています(下は以前の日記「海上自衛隊舞鶴地方隊サマーフェスタ2012」の写真です)。

 これを極端に突き詰めると、こうなっちゃう(ズムウォルト級ミサイル駆逐艦)のでしょうか・・・。


はつゆき型護衛艦 DD-130 まつゆき

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 昭和61(1986)年に就役した艦です。全長は130m。
 就役前の公試(実際に海に出て各種性能の点検を行う)の際、墜落事故を起こした日航機123便の垂直尾翼を全くの偶然に発見した、というエピソードがあるそうです。

 はつゆき型は12隻が製造され、そのうち6隻は今年春までに退役しています。
 残る6隻のうち、3隻はしまゆき型練習艦として生まれ変わり、残る3隻は艦齢が若いこともあり、今後も続投するようで、改修工事も行われています(しまゆき型練習艦しらゆきの一般公開では「同型艦はどんどん廃艦になってるから、何でも撮っていってください」と言われたものですが)。

 過去に同型艦の写真を撮っているので、写真は少なめです。

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 主砲どアップ。

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 主砲・アスロック・艦橋の三点セットです。
 中央部には短魚雷発射管、ハープーンも備えています。

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 後部甲板にはシースパローの発射管を備えています。

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 シースパローの甲板の上に、ヘリコプターの格納庫と発着甲板があります。

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 この一部がヘリコプターの格納庫です。

あきづき型護衛艦 DD-118 ふゆづき

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 本艦は、平成26(2014)年3月、つまり、つい数か月前に、はるゆきと交代で就役しました。
 全長は151mと、はつゆき型護衛艦の131mよりやや大きくなり、艦載機用にヘリコプターの格納庫すらあります。

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 ステルス性の向上のため艦体は直線で構成され、平面レーダーを艦橋の4面に配置し、平面型マストを持ち、VLS(32セル)すら搭載しているその見た目は、あたご型イージス艦をちょっと小さくしただけにも見えます。

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 乗降部にがあります。

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 閉じると、多分このように階段が収納されるようです。

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 短魚雷やデコイの発射管は、たいていの護衛艦では野ざらしですが、この艦では蓋の中にあります。

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 側面の通路も、イージス艦よろしく構造物に取り込まれています。

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 これでもかというくらい平面で構成された主砲。
 参考までに、イージス艦あたごの主砲は↓です。見分けがつきませんね。

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 そして、驚きのVLS搭載。

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 艦橋とマストです。

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 マストを近くから見ると、トラスむき出しではなく、平面構造であることがわかります。
 先ほどの再掲ですが、参考までに、↓あたごのマストです。

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 そして、↓みょうこうのマストです。

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 ふゆづきのマストは、こんごう型よりあたご型に近く、ステルス性が向上していると言えるでしょう。

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 浮き輪の書体がゴチックになっています。

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 国産の対艦ミサイルです。

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 こんごう型イージス艦にすらない、艦載機の格納庫です。
 あたご型には格納庫があるので、この点もあたご型と共通しています。

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 みょうこうから見たふゆづきの後ろ姿です。

★その他

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 DDG-163 護衛艦あまつかぜの主錨です。

 同艦は、当時最新鋭の対空ミサイルを搭載するために造られ、昭和40(1965)年に就役しました。
 数度の改装を経て30年間の長きにわたり活躍し、ミサイルとレーダーの統合運用に関する数多くのノウハウを残したのち、1995年に除籍となりました。
 最高速度の33ノットは、国産護衛艦では最速でした。

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 沖には補給艦ましゅうがいました。

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 対岸に、除籍された艦が係留されていました。

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 艤装の一部が撤去されているほか、すでに艦番号が塗りつぶされているので正確にはわかりませんが、平成26(2014)年3月に退役したばかりのDD-127 いそゆき か、DD-128 はるゆきでしょうか。
 永いこと、お疲れさまでした。

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 くらげも艦の見物に来ていました。

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 以前のイベントの案内板が、そのまま使われているようです。



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DDH-143 護衛艦しらね 一般公開

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 護衛艦「しらね」の一般公開に行ってきました。

 しらねは、昭和50(1980)年に就役した護衛艦です。
 全長は159mで、イージス艦が導入されるまでは最大の護衛艦であったことなどから、長く海上自衛隊のシンボルとして活躍しました。
 平成19(2004)年には、火災によってCIC(戦闘指揮所)の機器が全滅したため、一度は除籍が検討されましたが、平成20(2005)年度末に除籍したはるな(Wikipedia)の機器を移植することで復帰しました。

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 特徴は、2基の主砲と、広大なヘリコプター甲板です。
 艦載機としてヘリコプターを3機搭載することができます。
また、蒸気機関を採用した最後の護衛艦でもあります。
詳しくはWikipedia をご覧ください。

 なお、以前の日記で記述した、くらまと同型艦です。

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 堂々と書かれた艦番号。

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 2基の主砲と大きな艦橋は、まさしく黒鉄の城です。

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 甲板から見た第1砲塔です。

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 扉には、今年度で引退することを示す「FINAL YEAR 2014」の文字とともに、「IN GOD WE TRUST, ALL OTHERS WE TRACK」のの文言が。
 英語圏には「IN GOD WE TRUST, ALL OTHERS~」という定型句があるようで、多分「神以外の全てを追い詰める」みたいな意味だと思うのですが・・・。

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 艦首にはためく日章旗。

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 甲板から見た第2砲塔です。

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 アスロックランチャーと艦橋です。

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 かなり年季が入ってます。

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 ヘリ格納庫へこんにちは。

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 ひ、広い!!
 中では、主砲・アスロック・短SAM・CIWS・短魚雷発射時や、雪化粧のしらねの写真が展示されていました。

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 甲板では艦載機 SH-60Kの展示も。

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 晴天を睨むレーダー。

 今年度末には、全長248mの ヘリ空母 護衛艦いずも(Wikipedia)と交代で退役することが決まっています。
 くらまの記事でも書きましたが、2基の主砲を搭載し、ステルス性を考慮した設計が導入される前の、旧海軍の軍艦然としたしらねのような船は、近いうちに過去の歴史となってしまうのでしょう・・・(くらまも数年後の退役が予定されています)。



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大和ミュージアム

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 呉市の呉市海事博物館(通称・大和ミュージアム)に行きました。


 本博物館の展示資料はその内容・質ともに膨大なボリュームを誇っており、その全てを書き記すことはとても不可能です。
 この日記を読まれた皆さんには、機会があればぜひとも大和ミュージアムを訪れ、その展示物を実際にご覧いただきたいと考え、紹介は最小限にとどめたいと思います。


 先日のてつのくじら館の日記でも触れましたが、呉市は、終戦まで軍港として栄えていました。
 特に、呉は内海に位置していたため、外海からの備えとしての基地としてだけではなく、開発・生産の拠点として隆盛を極めました。

 てつのくじら館は海上自衛隊の施設でしたが、こちらは呉市が運営しています。

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 朝から行列ができています。
 右にはてつのくじら館の潜水艦が見えています。
 道路を挟んで真向かいにあるので、ハシゴが可能です。

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 施設前に展示されている主砲・スクリュー・舵は、戦艦・陸奥のものです。
(最近では艦これのおかげで説明する必要がないのですが)陸奥は戦前に建造された巨大戦艦で、戦艦長門・米戦艦3隻・英戦艦2隻と合わせてビッグセブンと呼ばれていました。
 しかし、昭和18(1943)年に謎の爆発事故を起こし、失われてしまいました。
 のちに引き上げが行われ、現在とは違う技術で精錬されたその金属は、陸奥鉄(Wikipedia)と呼ばれ、貴重な金属として復活しました。

 陸奥が建造されたのは横須賀ですが、主砲などのパーツは呉で製造されたため、ここで展示されています。

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 41センチ主砲。
 4番主砲塔左のもので、呉で開発され、室蘭で製造されたものです。

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 後ろはこうなっています。

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 スクリュー。

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 舵。

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 いかり。

 では、さっそく中に入りましょう。

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 大和ミュージアム最大の目玉・戦艦大和1/10模型です。
 とにかくでかすぎて、目の前にこれがあることが理解できません。

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 細部にいたるまで丁寧に作りこまれています。

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 艦載機までも。

 とてつもない手間がかかっている(と思う)ので、こう書くのは憚られるのですが、なんとか海の上を航行させる方法はないものかと考えてしまいます。

 この模型は、とにかくその大きさに圧倒されますが、資料コーナーでは、その質と量に圧倒されることになります。
 戦艦大和は、当時の日本の技術を結集して作られた艦であり、それによって培われた

・造船技術
・鋳造技術
・家電技術
・検査技術
・光学技術
・生産管理システム


 等々が、戦後の技術立国・日本発展の礎となっていることが、多くの資料により示されています。

 展示では、大和の製造から沈没までの軌跡を、当時の搭乗員の手記や、海底から引き揚げられた物品とともに辿ることができます。

 また、現在、海底で眠りについている大和の姿を再現した模型があります。
 宇宙戦艦ヤマト(リメイクの2199でない方)では、ヤマトは海底の戦艦大和の残骸をカモフラージュとして改造されたことになっていたため、艦体が二つに分かれた状態で沈没していることが分かった際の新聞報道では、宇宙戦艦ヤマトをデザインした松本零士氏が「残念だ」とコメントしていた記憶があります。

 さすがに1/10模型だけでは全容が理解できないということなのか、付近には最終改装時の1/100模型も展示されています。

 大和ミュージアムの魅力は、大和だけではありません。
 戦前・戦中の呉では、数多くの軍艦が作られました。

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 戦艦・金剛(Wikipedia)のボイラーです。
 金剛はイギリスの会社で製造されたため、このボイラーもイギリス製なのですが、改修の際に取り外され、近年まで暖房用のボイラーとして実際に使われていたそうです。
 この付近には、金剛の最終改装時の1/100模型があり、艦載機も搭載されています。

 当館で展示されている模型は、大和1/10モデルだけでなく、その質・量も圧巻です。
 以下に、展示されている模型を列挙してみます。
(あまりにも数がすごいので、漏れていたらごめんなさい)

長門(戦艦)縮尺:1/100(Wikipedia
 改装により、煙突が2本から1本となった状態の模型です。

 長門は、終戦まで生存した唯一の戦艦です。
 戦時中は、大和・武蔵の存在は機密だったため、一般国民の間では長門こそが日本の戦艦の象徴でした。
 その最期は、アメリカの原爆実験で2度の核爆発に晒されたあと、夜中に誰にも見られることなく静かに沈んでいった……と言われています。

 別の場所には、1/200モデルや図面が展示されています。
 また、長門の実物の軍艦旗も展示されています。
 これは、テレビ番組に出品されたものを石坂浩二氏が1千万円で購入し、大和ミュージアムに寄贈したものです。

赤城(空母)縮尺:1/100(Wikipedia
 改装後の模型で、甲板には、上空から赤城(アカギ)であることを判別するための「ア」の文字の他、艦載機も載っています。
 有名な曲面煙突は展示の奥側ですが、鏡を置いてよく見えるように展示されています。

最上(一等巡洋艦)縮尺:1/100(Wikipedia
 改装後の航空巡洋艦の状態で、艦載機を搭載しています。

イ16(伊号第一六潜水艦)(Wikipedia
 甲板上に、甲標的(という名前の潜航艇(Wikipedia))を搭載しています。

イ52(伊号第五二潜水艦)(Wikipedia

イ37(伊号第三七潜水艦)縮尺:1/100(Wikipedia
 甲板上に、水上偵察機の他、特攻兵器・回天(後述)を4機搭載した状態で展示されています。

イ400(伊号第四〇〇潜水艦)縮尺:1/100(Wikipedia
 水上攻撃機・晴嵐Wikipedia)を3機搭載可能な潜水艦です。
 晴嵐を甲板に1機搭載した状態で展示されています。

イ401(伊号第四〇一潜水艦)縮尺:1/100(Wikipedia
 当時、世界最大の潜水艦でした。
 展示では、甲板に晴嵐を2機搭載しています。

イ25(伊号第二五潜水艦)(Wikipedia
 米軍基地を主砲によって攻撃(アメリカ合衆国本土への歴史上2度目、かつ最後の砲撃Wikipedia))したほか、零式小型水上偵察機による爆撃(アメリカ合衆国本土への歴史上唯一の航空機爆撃Wikipedia))も行なった潜水艦です。
 展示では、甲板に艦載機を搭載しています。

愛宕(一等巡洋艦)縮尺:1/100(Wikipedia

那智(一等巡洋艦)縮尺:1/200(Wikipedia
 複数の艦載機を搭載した状態で展示されています。

扶桑(戦艦)縮尺:1/100(Wikipedia
 艦載機を搭載した状態で展示されています。

大鳳(空母)縮尺:1/200(Wikipedia

高雄(一等巡洋艦)縮尺:1/100(Wikipedia
 命名者は「ライオン宰相」こと濱口雄幸です。
 複数の艦載機を搭載した状態で展示されています。

翔鶴(空母)縮尺:1/200(Wikipedia
 艦載機昇降用のエレベータが下りた状態で展示されています。

摩耶(一等巡洋艦)縮尺:1/100(Wikipedia
 複数の艦載機を搭載した状態で展示されています。

島風(駆逐艦)縮尺:1/200(Wikipedia

冬月(駆逐艦)縮尺:1/200(Wikipedia

雪風(駆逐艦)縮尺:1/200(Wikipedia
 数多くの主要な作戦に参加しつつも終戦まで生き延び、復員船として活動した後、中華民国(≒台湾)に戦時賠償艦として引き渡されました。
 その後、中国人民解放軍との戦闘に参加したようです。

陸奥(戦艦)縮尺:1/200(Wikipedia
 複数の艦載機を搭載した状態で展示されています。

榛名(戦艦)縮尺:1/200(Wikipedia
 複数の艦載機を搭載した状態で展示されています。

妙高(一等巡洋艦)縮尺:1/100(Wikipedia
 複数の艦載機を搭載した状態で展示されています。

伊勢(戦艦)縮尺:1/200(Wikipedia
 航空戦艦への改装後で、複数の艦載機を搭載した状態で展示されています。

利根(一等巡洋艦)縮尺:1/200(Wikipedia
 複数の艦載機を搭載した状態で展示されています。

武蔵(戦艦)縮尺:1/200(Wikipedia
 竣工当初の姿で、複数の艦載機を搭載した状態で展示されています。

 戦時中に軍艦を造ることで培われた造船技術は、戦後にますますの発展を遂げました。

日精丸(タンカー)縮尺:1/100(Wikipedia
 石川島播磨重工の呉第一工場で製造された、日本船籍史上最大の船舶で、その全長は378.85mに達しました。
 号鐘とともに展示されています。

 大型資料展示室では、以下の資料が展示されています。

酸素魚雷Wikipedia
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 九三式魚雷の全体模型、推進部(実物)、パーツ(実物)のほか、呉海兵団で教育目的に供されていた二式魚雷が展示されています。
 魚雷のエンジンの燃焼に必要な空気は、魚雷の中に圧縮されて格納されていましたが、燃焼後の排気を機外に排出する際に、その気泡(窒素など)が雷跡となって、水上からの発見を容易にしていました。
 対して、酸素が燃焼した際に発生する二酸化炭素は水に溶けやすく(学校の理科の実験で二酸化炭素を作る際、水に溶けやすいので水上置換法が使えず、下方置換法を使ったはずです)、雷跡が見えにくい(余談ですが、アニメ「ジパング」で「二酸化炭素を放出してい(て雷跡が目視でき)たから米軍の魚雷だ」のような台詞がありましたが……お察しください)ため、各国では窒素などの不純物を含まない酸素による魚雷の開発にしのぎを削っていましたが、酸素は爆発的な燃焼を引き起こすため、その開発は困難を極めました。
 呉海軍工廠は酸素魚雷の開発に成功し、大戦中に実戦投入されました。
 酸素魚雷を大戦中に実用化できたのは日本だけでした。

・八八式三型潜望鏡
 昭和10年に現・ニコンが開発した潜望鏡です。
 潜望鏡は、多数のレンズの集大成であることから、わずかなレンズの歪みや設置の狂いが品質に影響する、非常に精度の高い製造作業を要する機器ですが、昭和13(1938)年には、世界最高品質の潜望鏡を開発したとのことです。

回天Wikipedia)十型 試作型
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 人間魚雷として悪名高い、特攻兵器・回天です。
 大和ミュージアムでは、電気推進による九二式魚雷を改造(中央部に操縦席を追加)して作られた試作型が展示されています。
 実戦に使われたのは、先述の九三式魚雷を改造した回天一型とのことです。

 展示品の試作型は全長9m、操縦室の直径はわずか70cmで、実戦に使われた回天は全長15m程で一回り大きいとはいえ、この中に入って出立した方々の思いなど……今の我々が考えることなどできるはずがありません。

零式艦上戦闘機Wikipedia)六二型 中島82729号
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 最近では「永遠の0」「風立ちぬ」で立て続けに題材にされたゼロ戦です。
 琵琶湖に不時着水し、昭和昭和53(1978)年に引き上げされた機体が、海軍二五番(250kg)爆弾、栄三一甲型エンジンとともに展示されています。
 近くからではありませんが、上から操縦席を覗くこともできます。

海龍(特殊潜航艇)(Wikipedia
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 海中で飛行機のような操縦性を実現しようとした、2人乗りの潜航艇です。
 静岡県沖で戦闘により沈没し、昭和53(1978)年に引き上げされたものが展示されています。
 魚雷を2発積むことができ、大和ミュージアムでもその状態で展示されていますが、実際の戦争末期には魚雷にも事欠く有様で、実質的には魚雷を使わず体当たりによる攻撃を行う、回天と同じ特攻兵器として生産されたようです。
 実戦投入される前に終戦を迎えることができました。

・三菱 零式艦上戦闘機Wikipedia)五二型 スケルトンモデル 縮尺:1/18
 内部構造がわかるよう、左半分が外装のない状態で作られた模型が展示されています。

甲標的(潜航艇)(Wikipedia)撮影用内部セット
 NHK名古屋放送局のドラマに使われた、撮影用セットが展示されています。

 また、呉海軍工廠の砲熕(ほうこう:砲や機銃などの兵器)技術の一例として、次のものが展示されています。

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青葉(一等巡洋艦)20センチ主砲身
 昭和17(1942)年の修理の際に取り外されたものが展示されています。

・46センチ九一式徹甲弾・41センチ九一式徹甲弾Wikipedia
 水面に落下後、沈まずにそのまま水中を進み、敵艦の水面下に当たり、浸水させるものです。

・46センチ三式弾Wikipedia
 対航空機用の砲弾で、発射後に空中で中身をばら撒き、航空機を撃墜する効果を狙いました。
(余談ですが、宇宙戦艦ヤマトにも同名の砲弾が登場し「デスラー総統座乗艦を前時代的な兵器でフルボッコにする」というカタルシスを得られる演出に使用されています)

・12.7センチ高角砲弾

 資料には「もの」「紙」の他、再現CG映像なども織り交ぜており、見応えがありました。
 しかし、資料の量が膨大で、連休中で人が多かったこともあり、すべてを見て回ることができませんでした。
 興味のある方は、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
 一生に一度だけでも、見に行く価値はあると思います。

 なお、呉市付近には、以前の日記にも書いたてつのくじら館のほか、海上自衛隊呉基地護衛艦一般公開や、江田島市の海上自衛隊第1術科学校(旧・海軍兵学校)など、海軍にまつわる資料館が数多くあります。
 すべてを見学するには、時間的にも、体力的にも、一日では到底無理かと思いますので、その点をご注意いただければと思います。



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海上自衛隊呉資料館(てつのくじら館)

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 海上自衛隊呉資料館(通称・てつのくじら館)に行ってきました。

 この資料館は「海上自衛隊呉資料館」の名前が示すとおり、海上自衛隊の施設です。
 海上自衛隊の資料館としては、他にも

佐世保史料館(通称・セイルタワー、長崎県佐世保市)
鹿屋航空基地史料館(鹿児島県鹿屋市)

 がありますが、それぞれに展示内容を特化しており、てつのくじら館の展示内容は

掃海(機雷がばら撒かれていて危険な水域から機雷を除去し、船が安全に航行できるようにすること)
潜水艦

 の2点に特化されています。

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 資料の中でも特筆すべきは、施設の一部に本物の潜水艦が利用されており、実際にその中を見学できる点です。
(道路向かいの大和ミュージアムからの写真)

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 この潜水艦は、1985年に進水、2004年に退役した「あきしお」が、ほぼそのまま使われています。
 詳しくは Wikipedia をどうぞ。

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 地面に設置されているのは、潜水艦のいかり(マッシュルームアンカー)です。
 使わないときは、本体のくぼみ(写真では半分しか写っていません)にすっぽり収まり、水の抵抗やノイズを防ぐようになっています。

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 潜航時には、ここが開いて海水が注入されるようです。
(これは吸水口で、いわゆるベントではありません)

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 入口です。
 潜水艦をがっちりと支えています。

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 潜水艦をくぐって入館です。

 1階には、海上自衛隊の歴史がフリップで簡単に展示されています。

 呉には、戦前の旧海軍時代から呉鎮守府(通称:くれちん)が置かれており、単なる軍港としての機能だけではなく、軍需工場や兵器開発の拠点としての機能も担っていました。

 敗戦により旧海軍は廃止されたものの、日本近海を安全に航行するためには、周辺に敷設された機雷(B29がばらまいた1万以上のものも含む)を処理する必要があったため、GHQだけでなく日本政府も掃海作業に取り組みました。
 日本政府の掃海担当部署は、海軍省が改組した第二復員省でしたが、その後、運輸省や海上保安庁へと受け継がれ、最終的には海上自衛隊が担当することとなりました。
 掃海部隊が原点となった海上自衛隊は、その後、専守防衛の範囲内で装備と訓練の充実に努め、現在では世界有数の防衛能力を有する隊となっています。

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 内部のエスカレーターには赤色電灯が使われており、潜水艦然としています。

 2階には、戦後日本における掃海の歴史が展示されています。

 終戦後に日本・台湾・朝鮮半島近海にあった7万近くの機雷は、経済復興になくてはならない海運の大きな障壁となって立ちはだかっていました。
 それらを、いかなる努力で除去したかが、克明に展示されています。
 先人たちの努力によって多くの機雷が取り払われましたが、その数はいまだにゼロになったわけではなく、最近では平成22(2010)年に神戸市のポートアイランド沖で機雷が発見され、処分されています。

 また、日本近海の掃海だけではなく、朝鮮戦争に際しては掃海部隊の派遣を行うよう米軍より要請がありました。
 当時はサンフランシスコ講和条約が結ばれる前だったので、日本の主権回復を前進させるためとして、極秘裏に派遣が行われました。
 こうして培われた掃海能力は海外でも高く評価され、湾岸戦争後には、ペルシャ湾に掃海部隊が派遣されました。

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 フロアには、実物の機雷やその種類の説明のほか、掃海艇の後部甲板(ウインチやそれを操作するレバー、機雷を銃撃処分するための機関銃など)を再現したコーナーもあります。

 3階には、潜水艦についての資料が展示されています。

 海上自衛隊初の潜水艦として、アメリカ政府から潜水艦くろしおを貸与され、それによって潜水艦の運用能力を培ったことが展示されています。
 くろしおの1/20断面模型も展示されており、当時の潜水艦の構造を窺うことができます。

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 潜水艦内を再現したコーナーもあり、中にジャガイモが入っている長椅子(有名ですね)、トイレやシャワー、三段ベッドが展示されています。
 真水は貴重なので、トイレやシャワーは海水を使用するなどの工夫により、真水の使用量は一般人の1/20以下に抑えられているそうです。

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 実物の潜望鏡も展示されており、そこから除くと、ちょうど海保の船が……。
(写真は別の場所から撮影したものです)

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 潜水艦内の食事のサンプル。
 潜水艦の中では食べることしか楽しみがないといいますが、かなり豪華です。
一週間分の献立例も展示されており、嫁さんによるとバランスを考えて組まれているとか。

 日本の潜水艦の歴史を戦前から辿ったコーナーもあり、旧海軍のイ58(伊号第58型潜水艦)や、国産初の潜水艦おやしおの模型があります。

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 ちょっと変わった展示としては、周囲の状況を探るためには音だけが頼りの潜水艦にふさわしい聴音ゲームがありました。
 漁船、駆逐艦、テッポウエビ、シャチ、アザラシ、クジラ、戦艦大和の航行音(もちろん本物ではなく、合成で再現したものだそうです)等の中から正解を当てさせるものです。

 3階は、そのまま展示用潜水艦あきしおとつながっており、その一部に実際に入ることができます(残念ながら、ハッチから入ることはできません)。

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 また、外から見えるスクリューも、実物とは違うものがつけられています。
 スクリューは潜水艦最大のノイズ発生源であるため、その形状にはノイズ低減化のノウハウが詰まっているからです。

 退役後とはいえ、実物の潜水艦の中を見ることは普通はできないので、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。

 なお、この施設は、海上自衛隊の広報施設のため、入場料は無料です。


【おまけ】
 お土産コーナーにて。

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 節子、それ「きりしま」やない! 霧島さんや!

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