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サテライト・サテライトLの比較 アベニーパファーもいるよ!

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 以前から、アベニー・パファーを飼育しています。

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 飼育には、スドーのサテライト水槽を使用しています。

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 今回、アベニーさんのためにサテライトLを買い足しましたので、比較とかいじったりとかしてみました。
 こちらがサテライト(無印)(写真↓)です。

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 親となる水槽の外側に引っ掛けて設置し、魚の産卵や、弱い魚を隔離するために使用します。

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 付属の親魚と小魚を分けるための底面セパレーターを設置すれば、卵や小魚が親魚に食べられてしまう、といった悲劇を防ぐことができます。

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 飼育水は親水槽からエアリフトで供給され、親水槽に排水されます。

サテライトシリーズ一覧
名称水容量底面
セパレーター
メッシュ
仕切板
オプション
サテライトスリム S0.6Lなし最大2室
0.7Lなし
サテライトスリム M1.0Lなし最大3室
サテライト1.2Lなし
サテライト L2.0Lなし最大3室
サテライトグレードアップセット2が付属

 標準のサテライトの容量は1.2リットルですが、店頭価格は安い小型水槽セット(「きんぎょのお部屋」など)とあまり変わらなかったりします。
 「安い小型水槽を買ったほうがいいんじゃないの?」と思ってしまいますが、水の管理をすべて親水槽に丸投げできるのは大きなメリットです。
 容量1.2リットルの水槽というよりは、親水槽の容量を1.2リットル拡大する道具と考えた方がいいでしょう。
 また、水槽の中に設置するタイプの隔離容器は、吸盤が劣化すると使えなくなってしまうので、サテライトを選ぶアドバンテージは充分にあります。

《小型水槽より優れた点》
・フィルターが不要
・ヒーターが不要
・換水が不要
・水質管理が不要(小型水槽は水質管理がシビアになりがちですが、サテライトには親水槽の数十リットルの水がバックに控えています)
・セパレーターが付属し、卵や稚魚を食害から守れる

《隔離容器より優れた点》
・吸盤の劣化の心配がない
・水槽内のスペースを占領しない
・広い

 しかし、サテライトに対しては

「親水槽からの給水量が少なすぎる」
「エアリフトの空気が冷たい冬は、水温が下がる」
「水が漏れた!」
「サテライトが邪魔になって本水槽の中が見えない」
「表面に入ってきた水が表面から出ていくだけじゃ、底の方は淀むんじゃないの?」
「底がフンだらけになる」


 といった話も聞かれます。
 実際のところ、どうなのでしょうか。


「親水槽からの給水量が少なすぎる」?

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 ご覧のとおり、標準のエアリフトによる給水だけで困ったことはありません(ガンガン排水されている=ガンガン給水されている)。
 しかし、親水槽の水位や水質によっては給水量が少ないことがあるようです。
 説明書では、親水槽との水位差について、10cmまでなら給水できるが、5cmまでに抑えた方がいいと書かれています。
 試したところ、下手にエアが多すぎると、かえって水が上がらないことがあるようです(エアを絞るためのバルブが付属してきます)。

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 どうしても水量が足りない場合は、エアチューブを使って上部式フィルターの給餌口からサイフォンで水を供給するという手段があります。サイフォンが途絶えた場合の窒息に備え、エアリフトとの併用が望ましいでしょう。
 ネットでは、水中ポンプで給水しているケースが見られます。


「エアリフトの空気が冷たい冬は、水温が下がる」?
 確かに、多少は水温が下がります。
 親水槽との温度差は、うちの場合だと1℃強程度で、2℃も下がることはありませんでした。
 水と空気とではかなり密度が違いますので、室温が1桁しかないからといって水温を極端に下げるわけではないようです。
 うちでは、冬場は背面と底面にフェルトを貼り付けるなどして防寒対策をしています。


 温度が心配な方は、超小型のヒーターで対策していらっしゃるようです(このヒーターが、普通サイズのヒーターより高いのですが!)。


「水が漏れた!」?

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 サテライトのひっかけの部分には、オーバーフロー用の切り欠きが設けられています(写真はサテライトLのものです)。
 排水口のスリットにゴミが溜まるなどした場合には、ここから親水槽に水が流れ、漏水を防ぐようになっています。
 ただ、この切欠きはかなり高い場所にあります。低い場所にあるとエビや稚魚がポンポン流出してしまうので、仕方がない点ではあるのですが、サテライトが少しでも手前側に傾いていると、オーバーフローする前に水が床に漏れてしまいます。
 自分では水平に設置したつもりでも、オーバーフロー側が表面張力で粘っているうちにサテライトと蓋の間を毛細管現象みたいに水がしみ出してくる・・・といったこともあります。
 よって、水平より若干水槽側に傾けるつもりで設置するのが安全です。
 付属のスペーサーで角度が不足する場合は、スポンジや発泡スチロールなどを水槽との間に挟む方法もあります。
 慢性的に水位が高いにもかかわらず切り欠きの部分から水が逃げてくれない場合は、綿を引っ掛けて水を逃がすといいでしょう。

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 これは、屋外のテラリウムで雨の際に水があふれて小魚が流れてしまうのを防ぐため、軍手をひっかけておくと聞いたのを応用したものです。


「サテライトが邪魔になって本水槽の中が見えない」?
 サテライトと親水槽のサイズによっては、側面に設置することができます。
 ノーマルサイズのサテライトの場合、60cm水槽に上部フィルターを設置していても、側面になんとか設置することができます(うちではそうしています。上部フィルターを少し奥にずらさないと入らないかもしれません)。
 横幅21cmのサテライトLは、設置面の直線部分が26cm以上必要とされていて、これは通常の60cm水槽の奥行に設置できるサイズだと思うのですが、うちの水槽は上部フィルターが乗っかっているので、設置できませんでした。外部フィルターや外掛け式フィルターを使用している場合は設置できると思います。


「表面に入ってきた水が表面から出ていくだけじゃ、底の方は淀むんじゃないの?」?
 掃除などで小さなゴミが舞い上がった時に、それを見て水の流れを目で追っていると、サテライト全体にわたって水流が発生しているようです。

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 うちで撮った写真なのですが、上がってきた水が水面に落ちる際に、冷凍赤虫を舞い上げる程度には水流を発生させています(餌容器が水流を下に集中させているのもありますが)。
 また、魚が泳ぐこと自体によっても水がかき回されるので、水の淀みはそれほど気にしなくていいんじゃないかと考えています。
 ネットでは、エアレーション等によって水を撹拌している方もいらっしゃるようです。


「底がフンだらけになる」!

 本来の用途が産卵用の隔離水槽ですので、フンを楽に排出するように作ると、卵や稚魚も一緒に排出されてしまうことになり、こればかりは難しいんじゃないかと思います。
 うちでは、灯油用のスポイトでフンを吸い取り、親水槽に捨てています。

 うちでもアベさんの飼育に使ってるとおり、サテライトを隔離水槽として利用したいというニーズはかなり多いようです。

 そこで発売されたのが、水容量が2リットルに増えたサテライトLです。

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 上の写真の、左がサテライト、右がサテライトLです。


 先ほど、サテライトの店頭価格は小型水槽セットとトントンだと書きましたが、サテライトLの店頭価格は、はっきり言って小型水槽セットより高いです(小型水槽セットは1,980円でサテライトLは2,480円)。
 サテライトを使うことにはっきりとしたメリットがある(か、水槽を増やすのはうんざりだけど水槽を増やしたい)なら、買いです。

 さきほどの写真のとおり、サテライトLの場合、そもそもセパレーターが付属しません。
 代わりにサテライト内を最大3分割できるスリットがついています(外すこともできます)。

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 パッケージの説明も、

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 サテライトには「卵胎生魚の産卵箱に」と明記されているのですが、

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 サテライトLでは削除されているので、隔離魚の飼育用に特化しているようです。

 これでアベさんを飼うなら、今まで通りベアタンクで飼った方が掃除がしやすいのですが(灯油スポイトで吸うだけです)、多少は見栄えもよくしたいといった欲も湧いてきたので、ちょっといじってみました。
 といっても、ジェックスの余った底面フィルターをひとつ敷き、そこから水位差を使ってパイプで排水できたらいいな、という代物です。
 ネットでよく見られるのは、サテライトの中に設置できるちっさな底面フィルターを作って、それを設置する改造ですが、うちの発想は「とりあえず底の水から排水したい」というだけです。

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 排水部をホットボンドで詰めてみました。
 ダメだったときに元に戻せるように、あまり埋めていません。
 ストロー状のものは、本当にストローです。
 ストローにチューブを通し、底面フィルターと接続しています。

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 アベさんの隠れ家として百均のアクセサリーを設置します。

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 このアクセサリー、実は底に穴が開いているので、底砂を敷く前の段階で底面フィルターの上に設置すれば排水口にもなります。
 アベさんが全員ここをトイレにすれば、すごく楽ができるんですが。
 逆に、今まで住んでいた隠れ家がスースーするようになって、居心地が悪くなるかもしれません。


 底砂は、黒くしたかったのでジェックスのピュアブラックにしました。
 買ってからわかったのですが、これは石ではなく炭のような軽いものでできています。
 大きめの金魚などだと舞い上げてしまいそうなくらい軽いのですが、アベさんは大丈夫そうです。

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 とまあ、こんな感じになりました。
 本水槽がちょっと見えづらくなりましたが、側面に設置すると上部フィルターと干渉してしまうので、仕方ありません。

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 この人たち、いつも3尾なかよく集まって泳いだり並んで泳いだりしてるんですが・・・なんか聞いてたフグの習性と違うような・・・。

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 横から覗くとこんな感じです。

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 とりあえず、設置段階ではけっこういい勢いで排水されているようです。
 これから底砂が詰まってくると思うので、その時にどうなることやら・・・。


≪関連項目≫
底面排水サテライトの経過 アベさんも!
排水部に流量調節機構をつけてみました!



 今回紹介したサテライト・サテライトLのほか、薄型のサテライトスリムS・サテライトスリムMには、セパレーターが付属しません。産み落とした卵の回収用というより、隔離用や稚魚の育成用としての機能が重視されています。
 特に、サテライトスリムS・サテライトスリムMには、排水部分がメッシュ地になり小さな稚魚も逃がさない網が付属しています。
 これは、サテライト・サテライトL用にオプションとして別売されているものです。


 ここはひとつ、サテライトスリムMくらいのサイズで、例えばジェックスの楽アクアみたいにコップ1杯の水をドボンすると底の水がまるごと排出されるような製品があると、楽しいんじゃないかと思います。


 既製品用のアタッチメントだとすると、勾配のついたセパレーターに排水用パイプが立ったような感じになると思うのですが、それだと止水域が外から丸見えになってしまうので、新しいサテライト製品として作った方が見栄えがよさそうです。
 スドーさん、どうでしょう?


 コトブキ工芸からは、既に外掛けフィルターの濾材が使えるサテライトが販売されているので、ジェックスに「楽アクアをサテライトにしてみました」みたいなスタンスで販売してもらうのが手っ取り早いかもしれませんね。


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