スマホ版Wordと景品のキーボードが仕事の役に立った話

クレーンゲームの景品で手に入れたBluetoothキーボードが、意外にも仕事で大活躍してくれた話を書こうと思います。

手に入れたのは、こんなキーボードです。
CIMG8810-1.jpg
機能は以下のとおりです。
・Bluetooth対応(対応しているスマホやタブレットと無線で接続できる)
・バッテリー内蔵(充電は付属のUSBケーブルで行なう)
・USBケーブルでスマホにつないでも、キーボードとして認識されない

CIMG8814-1.jpg
重さはわずか144g。

CIMG8811-1.jpg
裏面には技適マークもついています。

外見のみでの判断ですが、市販品ではこちらが該当するようです。


たぶんズバリこれ↑です。


ブランド名が入ったものもあるようです。


上のキーボードにタブレットホルダ付きカバーがついたもののようです。
これはドスパラの店頭でスティックPCのデモ機に使われていたのを見たことがあるのですが、このキーボード自体は売られていませんでした。


Bluetooth接続のキーボードやマウスには、今まであまりいい思い出がありませんでした。
たとえば、

・割と高い
接続できない
・接続できたり切断したりを繰り返す
・反応がすごく遅い(打鍵速度についてこない)
・チャタリング(一度押しただけのキーが連打された状態になる)が発生する
・本来は初めて使うときだけすればいいはずの認証が、キーボードの電源を入れるたびに必要

・・・などなどの不具合が多かったせいで、そういうものだと思っていました。
Bluetooth機器はWi-Fiの電波との干渉で不安定になることもあるそうで、現在使っているBluetoothマウス(Microsoft製!)は使用中に突然死し、数秒で復帰することもあれば、マウスの電源を入れなおさないと復帰しなかったりする有様です。

そんなわけで、クレーンゲームの景品であるこのキーボードには、実用性はまったく期待していませんでした。


ところで、最近のスマホはふた昔前のノートパソコンに匹敵する性能を持っています。
たとえば、

・漢字変換システムの精度が向上している
20160724atok-1.jpg
auスマートパス会員であれば、一太郎の時代から高効率で有名なATOKが無料で使えます。購入時期によっては新しい語彙が収録されていたりなど、下手なパソコンの漢字変換より賢いです。

・2015年からスマホ版Wordが使用可能(Microsoftの無償提供、一部機能は有償)
20160724word-1.jpg

・同じくスマホ版Excelが使用可能(Microsoftの無償提供)
20160724excel-1.jpg

PDFの閲覧が可能

圧縮ファイルの展開が可能
20160724zip-1.jpg

・もちろんメールの送受信が可能

・ほか、足りない機能はアプリの追加で対応可能

ですので、出張先で資料を忘れたことに気づいた! という際でも圧縮ファイルをスマホに送ってもらい、展開してWord,Excel,PDFファイルを見る(場合によっては編集する)程度のことはできます。
(実際にこういうことがあったのですが、名誉のために弁解しておきますと、資料を忘れたのではなく、出発時点でまだ資料ができていなかったのです)

さらに、スマホはノートパソコンと比べて

薄い
軽い
・ロック解除ですぐ使える(ノートパソコンは休止状態からの復帰に一手間かかる)
・電池が長持ち(最近はコンセントが使える公共交通機関が増えましたが、重くてかさばるノートパソコンの充電用ACアダプタを持ち運ぶ必要があります)
・いざとなったらコンビニで充電器が入手できる
・電話としても使える

などのメリットもあります。


仕事じゃないからWordやExcelにこだわらないよ、という場合は、Googleドキュメントを使えば自宅のパソコンと出先のスマホで同じ文書や表計算ファイルを閲覧・編集もできるのですが、商売でオンラインストレージを使うのには、まだまだ抵抗があるんじゃないかと思います。


状況(外出先や使用目的)によっては、こんな便利なスマホをコンピュータとして使わないのはもったいない、ともいえます。

実は、たいていのAndroidスマホにはUSB OTGという機能があり、充電用の端子を通常のUSB端子に変換するケーブル(セリアでも売っています)を使えば、USB機器をスマホに接続して使うことができます。

CIMG8812-1.jpg
※イメージ映像(この写真のUSBケーブルはセリアで入手しました)

過去に試した範囲では、XperiaやASUSのタブレットでは、上のセリアで入手したケーブルで

・USBキーボード
・USBマウス(繋ぐとマウスカーソルが表示されます)
・USBメモリ
・SDカードリーダ

などが使えました。

残念ながら、自分のスマホにはこの機能がなかったので、従来通り出張のたびにノートパソコンを持ち運ぶ羽目になっていました。


難しい事はできなくていいからテキスト入力だけでもしたい、という需要は確かにあるようで、文房具で有名なKING JIMがポメラというデジタルメモを発売しています。

こちらは

薄い
軽い
・充分なキーピッチを備えた折りたたみ式キーボード(機種によっては通常のキーボード)
・市販の乾電池で駆動
・漢字変換システムに歴史と伝統あるATOKを搭載
・機種によっては国語・英和・和英辞書、スケジュール機能、他のスマホやパソコンからBluetoothキーボードとして使える機能などを搭載

と、欲しくてたまらない人には欲しくてたまらない機能がひととおり揃っています。
出張の度にあればよかったのにと思いつつ、既にノートパソコンを持っているので、追加で何万円も出費することに躊躇していました(他に欲しいものがいろいろと・・・猫用の給餌機とか、安いのでいいのでロボット掃除機とか、SSDドライブとか・・・)。


しかし。

今回クレーンゲームの景品として手に入れたBluetoothキーボードを試しに自分のスマホで使ってみると、普通のUSB接続キーボードの感覚で使えるじゃありませんか。

というわけで、すっかり前置きが長くなりましたが、議事録の下書きがテキスト入力できればいい程度の出張に持っていってみました。

入力には、Google Playで入手したテキストエディタ(文字の装飾機能を持たない、文書入力専用ソフト)「Jota」を使いました(auスマートパス会員であれば、有料版の「Jota+」を課金なしで利用することができます)。

20160724ted-1.jpg

あまり長文を打つつもりはなかったので、メールの本文などで入力してもよいのですが(どうせあとでメールでパソコンに送るので)、わざわざテキストエディタをインストールしたのは

・あとでレポートの様式に清書する際に、書式までコピーされてしまうのが面倒くさい(一旦テキストエディタを経由すれば書式は無視されますが)
・他の出席者の手前、あからさまにメールを打ってるように見えるのは気が引けた

といった理由からです。

なお、普通にWordを使うと印刷レイアウトモードで表示されるため、1ページ全体を表示させると字が小さすぎて読めず(下の写真)、

Screenshot_2016-08-03-21-33-12.png

かといってズームすると1行の文章がはみ出して読めない(下の写真)といった事態になります。

Screenshot_2016-08-03-21-33-30.png

この場合は、表示方法をモバイルビューモードに切り替える(上に表示されているアイコンをタップするだけです)と、以下のとおり1行の文章がはみ出さずに表示されます。

Screenshot_2016-08-03-21-46-46.png

再度同じアイコンをタップすると、印刷レイアウトモードに戻ります。

「Wordをインストールしたら便利なのはわかったけど、さらにテキストエディタをインストールするのは・・・」
「せっかくWordが使えるんだから、最初から会社のレポート様式に入力すればいいじゃない」


という方は、Wordで印刷レイアウトとモバイルビューを切り替えながら使うのが便利でしょう。

BluetoothキーボードとJotaを組み合わせた使用感は、

薄くて小さくて軽い(144g)ので、かばんの中に入れてもまったくかさばりません。

・キーピッチが小さめ(キーとキーの間隔が15.5mm)なのと、一部のボタンの配置が一般的なキーボードと違うので、完全にブラインドタッチを行なうのは難しいですが、それでも3~4本指打法(両手で6~8本)で画面とキーボードを交互に見比べながら打てばそれなりに速く打てます。

・速く入力しても、きちんとついてきてくれました。

漢字とアルファベットの切り替えは、左上の「~`」キーだけでできました。

・Fnキーとの併用で、カット・コピー・ペーストができます。テキストエディタの方でWindowsのようなCtrl+X・Ctrl+C・Ctrl+Vなどのショートカットキーに対応していない場合(今回使ったJotaは対応しています)や、普段ショートカットキーを使わない人には便利でしょう。

・同じく、Fnキーとの併用でブラウザやミュージックプレーヤーを起動できますが、会議中に間違って音楽を鳴らしてしまうかもしれない危険を伴う諸刃の剣なので、個人的にはないほうがありがたいです。

・一部の記号を打つ際に、キーボードの刻印と違う文字が出ます。キーボードの刻印は外国のキーボード準拠ですが、実際に打てる記号は日本語キーボードに準拠しているようです。また、一部のキーはかなり特殊な打ち方(Fnキー併用)が必要なため、キーボードにテプラで注釈を貼ったほうがいいかもしれません。

実際に入力される文字が違うキー一覧
刻印実際に入力される文字
(「Shiftキーを押しながら」
「そのまま」「Fnキーを押しながら」
の順)
備考
~
`
半角/全角の切替
@
2
"
2
^
6
&
6
&
7
'
7
*
8
(
8
(
9
)
9
)
0

0
-=
-
「ほ」キー相当
+
=
~
^
「ヘ」キー相当
O 'O :
P "P *
L ]L @
:
; ]
+
; [
<
, {
<
, `
>
. }
>
. {
|
}
]
「む」キー相当
DeleteBackSpace,Delete

といった感じで、普段から下書きをテキストエディタで打ち、Wordにコピペしてから清書する方にはなかなか役に立つんじゃないかと思います。

お薦めの使い方は、

・現地ではスマホでひたすら平仮名で早打ちする。この際、漢字変換はせず、入力ミスも無視する
・あとでパソコンに移してから再変換(「変換」キーを押す)し、体裁を整える


の2段式です。スマホの高性能なATOKを無視する使い方ですが・・・

なにぶん薄くて小さくて軽いので、いつかかばんの中でベキッといいそうなのが怖いのですが、しばらく出張が続く予定なので、使い続けたいと思います。

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